デザインについて

スーパーの特売のチラシってめっちゃダサいですよね。

でもその分何が安くて商品をいつ買えばいいのかという情報が一目で分かるからスーパーのチラシって実は素晴らしいんじゃないかなってわたしは思います。

 

今日はそんなスーパーのチラシとは逆でデザインに失敗した事例について考えようかなって思います。

 

パッと思いつくものでいえば、エスカレーターが1番わかりやすいかなと思います。

日本エレベーター協会エスカレーターの使用について「エスカレーターでは歩かず、片側を空けず、手すりにつかまる」べきと呼びかけています。どうやらエスカレーターに乗っている最中に歩くのは危険らしいです。

でもいざ街に繰り出してみると、エスカレーターは片側が立ち止まって乗る人、もう一方は歩く人と暗黙のうちに使い分けられているケースがほとんどではないでしょうか?

しかし、こうした人々のエスカレーターの使用方法は事故の原因となって危険だというのが現状です。

そこで日本エレベーター協会はさっきの呼びかけを行ったようですね。

でもよく考えてみたらエスカレーターを使う人って、「とにかく歩きたくない人」と「楽に速く移動したい人」の2種類いると思いませんか?

スーパーのチラシの例でいくと、「文字は読みにくいけど洗練された美しいデザインにしたから老眼鏡でもかけて目を通してくれよな!」って言ってるようなもんですよ、これ。

つまり、人間の生活をより楽に、豊かにするための道具に過ぎないエスカレーターが、その弱点を改善することなく不便な利用法を人々に押し付けているんです。これってエスカレーターのデザインという観点からしたら圧倒的な敗北な気がします。

 

他の例をあげると、昔の家の台所があります。

 詳しくは覚えてないんですけど、昔の台所って流しとかコンロとかの場所が今と違って調理するのに若干不便だったんですよ。でも、台所の設計をする人は世の奥様方は別にご飯は作れるから今のままでいいって変えようとしなかったんですよ。ほんとにうろ覚えなので名前は忘れたんですけどそんな台所の設計を変えた人がいたんですよ。名前は忘れたけど、、

で、台所はそれからどんどん使いやすくしようってなったんですけど、エスカレーターもこんな感じに使う人のニーズに合わせたデザインに出来ないもんなんですかね、、、

 

これは憲法を勉強したときに学んだんですけど、憲法の目的って国民の基本的人権の保護にあるんです。それで、その手段として三権分立を始めとした国家権力のあり方を定めているんですよ。つまり国会や内閣、裁判所の前に国民が絶対に守られなければならないんですね。

これが入れ替わったら大変ですよね。

国家の存続のために国民を犠牲にしちゃったら元も子もない、、

エスカレーターもおんなじじゃないでしょうか?

人々がより便利に生活するためのエスカレーターなのに、エスカレーターのデザインが未熟だから歩くのはダメ!だなんておかしくないですか?じゃあ歩けるようなエスカレーター作れよってお話ですよね?ってわたしは思っちゃうんですけど、皆さんはどうなんでしょうか、、

正直文系なのでエスカレーターのデザインなんて素人中の素人なので全くもって選ぶって言えるような立場じゃないんですがね(๑>؂•̀๑)テヘペロ

 

f:id:aimerkano:20171214060903j:image